世界で選ばれているボーディングスクール

日本では、教育改革が進められようとしています。2020年を目処に、大学入試の方式を変更しようとするものです。まだ政府からは正確な変更内容は発表されていないものの、現行の知識を問うような問題形式から、知識を昇華させて答えていく問題が増加すると考えられています。それは、現在の日本の教育では、能動的に考えて行動できる力が養われないことが問題とされているからです。

そんな中、世界には、ボーディングスクールという伝統的な教育機関があり、ここでは日本とは真逆の教育がなされています。ボーディングスクールの主な教育方針は、先生が与えるのではなく、自分の個性に気づき、資質を自ら高めて、自分自身によって将来を切り開いていく力を養うことにあります。そのことから、ひとクラスの人数は多くても12人程度にとどめ、先生が一人一人の子どもに対してしっかりと目が行き届くようになっています。そして、先生はサポート役となり、能動的に行動できるように教育がされていくのです。

ボーディングスクールは、アメリカやイギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストリア、スイスなどに存在し、その多くが自然豊かな広大な敷地を所有しています。学習だけではなく、芸術や運動などがのびのびとできるようにたくさんの施設を所有し、たくさんの国から留学生がやって来るのです。そのため、さまざまな文化や考え方を持った子供たちと共に、寮生活を送っていきます。そのことで、モラルの持った人格の形成もされていくのです。

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