ボーディングスクールのメリットデメリット
ボーディングスクールとは、アメリカやイギリス、カナダ、スイスなどにある、寮のある学校です。学校生活と寮生活とを通して、規律を学び、自立心旺盛でリーダーシップのある人材の育成をはかります。一部のスクールを除いては、全生徒が寮で生活しているわけではありませんが、日本から留学する場合は寮で生活することになります。ボーディングスクールに進学するメリットは、少人数教育をとっているため、教師がひとりひとりに向き合うことが可能で、個性を伸ばすことができるという点です。
生徒たちは飛躍的に語学力がつくだけでなく、自ら人生を切り開いていく、人間力とでもいうべきものを身に着けることができます。反面、ボーディングスクールにもデメリットと言える点はあります。まずは費用が非常に高額になる点。あまり高くないところでも、学費だけで250万程度かかります。
高いところでは1000万を超えるところもあります。また、寮での生活は、一般に複数名が同じ部屋となります。プライバシーを守るのが難しく、また他の寮生とのトラブルが起こることもあります。語学力が十分でない場合、教師はきめ細かに配慮してくれますが、実際の生活でやり取りすることの多い生徒間では、そのような配慮を求めることはできません。
語学がある程度上達するまでは、精神的に辛い時期を過ごす可能性があります。ボーディングスクールへの進学を考えている場合は、メリット、デメリットをよく考慮して決めるようにしましょう。
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